【今スグできる】就職先が決まらない高校生がやるべき対策5選
「選考が開始されたけどなかなか内定がもらえない…」
「このまま内定がもらえなかったらどうしよう」
などと悩んでいる高校生も多いのではないでしょうか。
友達が続々と内定をもらっているのを知ると、尚更「就活が終わらない…」と焦りますよね。
そこで、今回の記事では、高校卒業後の就職先が決まらないとどうなってしまうのか、内定をもらうために今からできる対策などを解説していきます。
また、記事の後半では、人手不足の業界や職種をいくつか紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
高校卒業後の就職先が決まらないとどうなる?
まずは、高校卒業後の就職先が決まらないとどうなるかを解説していきます。
主に以下のふたつが考えられます。
- 大学や専門学校に進学する
- フリーター/無職になる
順番に解説していきます。
大学や専門学校に進学する
高校卒業後の就職先がなかなか決まらなければ、進学に切り替えるのもひとつの方法。
大学入試は、9月に出願し10月頃に試験、11月中頃に合格発表があるのが一般的なスケジュールです。とはいえ、2次試験を行う学校はたくさんあり、翌年の1月末頃に2次出願、遅くとも3月末頃に合格発表があります。
高校生新卒の2次募集(11月頃〜)でなかなか内定がもらえなかったとしても、進学に切り替えることも可能です。
進学する場合は、卒業後に何をやりたいのか、将来を考えて学校や学部学科を選ぶとよりよいキャンパスライフになるでしょう。
フリーターになる
なかなか就職が決まらなければ、フリーターになる選択肢もあります。フリーターとは、「フリーアルバイター」の略称です。正社員以外の雇用形態で働く若者(15歳〜34歳)と定義されています。
フリーターになるメリットとしては、「自分の都合の良い時間に働ける」「希望の休みが取りやすい」という点です。アルバイトを掛け持ちして働くのであれば、場合によっては正社員になるよりも稼げることもあるでしょう。
フリーターになるデメリットとしては、「専門的なスキルが身に付きにくい」「年金の受給額が少なくなる」「貯蓄ができない」「年齢を重ねると就職が難しくなる」といった点があります。
アルバイトに任される業務範囲はある程度決まっており、責任のある仕事はなかなか任せてもらえないでしょう。また、正社員と比較して、年金の受給額が減ってしまいます。
良い意味でさまざまなことを経験できるチャンス
フリーターになることに、メリット・デメリットはありますが、自分の時間を自由に調整できるため、良い意味でたくさんのことを経験できるチャンスです。
フリーターを選ぶ場合は、とにかく「さまざまな経験を積む」ことを意識するとよいでしょう。
- たくさんの仕事を経験することで幅広い職種の仕事を経験できる
- たくさんの人と話すことでコミュニケーション能力が身に付く
- 自分に向いてる仕事を探すことができる
正社員であれば、一度就職した会社でずっと働くこともよいですが、アルバイトであれば一度に複数の仕事を経験するほうがよいでしょう。
複数の仕事を経験するうちに自分の好きな仕事や興味のある仕事に出会えるかもしれません。
就職先がなかなか決まらない高校生がやるべき対策5選
ここからは、就職先がなかなか決まらない高校生がやるべき対策を紹介していきます。
具体的には以下の5点です。
- 自己分析をやり直す
- 就職しやすい業界や職種も視野に入れる
- 企業研究に手を抜かない
- 面接対策を行う
- 就職が決まらないからといって焦らない
順番に解説していきます。
1.自己分析をやり直す
まずは自己分析をやり直しましょう。
自己分析を徹底して行うことは、就職活動の中で一番重要といっても過言ではありません。企業に提出する書類や面接での受け答えがうまくできるかどうかは、自分のことをよく知らないとできません。
過去の自分に起きた出来事、印象に残っていることは何かを思い出し、その時の感情、自分の特徴などをつかんでいきましょう。
自己分析を行うことで、より自分を知ることができ、企業に対して好印象を与えられますよ!
2.人手不足の業界や職種も視野に入れる
人手不足とされる業界や職種は、積極的にたくさんの人数を採用予定があるとも考えられます。
たとえば、以下の業界や職種は人手不足とされています。(人手不足に対する企業の動向調査-2022年7月)
- 旅館、ホテル
- 建設業
- 情報サービス業
- 飲食店、飲食サービス業
- 運輸業
帝国データバンクの人手不足に対する企業の動向調査では、人手不足の割合は47.7%とされており、半数に迫る勢いで人手不足と感じている企業は増えています。
プログラマーやドライバーなど人手不足な職種はあるので、視野を広げて職種選びをしてみてください。
上記の業界に該当する企業は、高校生新卒の為のお仕事情報サイト「U:story」でも求人情報を掲載しているので、ぜひ確認してみてくださいね。
3.企業研究に手を抜かない
自己分析同様に、企業研究にも手を抜かないようにしましょう。
採用担当者に好印象を与えるためには、自分のことを分析するだけではなく、応募する企業や属する業界の分析も重要です。
しっかり企業研究ができていなければ、自分の強みを仕事でどのように活かせるのか、その企業でどんなことをしたいのかなどをアピールすることが難しくなります。
まずは、応募する企業やその企業が属する業界について調査をしてみましょう!
4.面接対策を行う
自己分析や業界・企業分析をしたあとは、面接対策を行いましょう。
よくある質問から回答を考えるだけではなく、本番同様に入室や退室、挨拶など面接開始までの最初の流れからやってみてください。意外と基本的なマナーができていないこともあります。
何度も面接練習を行うことで、リラックスして臨むことができますよ!面接マナーについては、以下の記事をチェックしてみてください。
5.就職先が決まらないからといって焦らない
就職先がなかなか決まらないと焦ってしまいがちです。しかし、焦ってばかりで何も対策しないまま次に進んでしまうのはNG。
なぜダメだったのか、次はどんなところに気をつければよいのかなど、一度振り返ってみるとよいでしょう。
焦って内定をもらった会社が、正直そこまで興味がない会社だったとしたら、双方にとってよくないことですよね。ミスマッチは、早期離職につながります。
「なかなか内定をもらえない…」と焦らずに、自分の興味のある会社はどんな会社なのかや、面接での振る舞い方、受け答えなど振り返ってみてくださいね。
まとめ
ここまで、就職が決まらない時の対策等を紹介してきました。
就職先がなかなか決まらないと焦らず、まずは自己分析がしっかりできているのか、企業研究、面接対策はできているかも考えてみましょう。
また、以下ページでは面接で落ちる原因を詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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